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AI時代はグラボを後付けする? GPD G2ならミニPC・UMPCがRTX 5070搭載マシンに進化!

AI時代はグラボを後付けする? GPD G2ならミニPC・UMPCがRTX 5070搭載マシンに進化!

小型で持ち運びやすいミニPCやUMPCは便利ですが、ゲームやAIなど高いGPU性能を必要とする用途では「もう少しグラフィック性能が欲しい」と感じることがあります。

そんな弱点を解決してくれるのが、GPDの新しい外付けGPUドック「GPD G2」です。海外YouTubeチャンネル「ETA PRIME」では、GPD G2にGeForce RTX 5070 12GBを搭載し、GPDのミニPCやONEXPLAYER 3と組み合わせた性能検証を実施しています。

「普段は小型PCとして使い、デスクでは高性能なグラボを接続する」。そんな使い方は、ゲームだけでなく、これからの生成AI・ローカルAI時代にも有力な選択肢になりそうです。

動画:ETA PRIME/GPD G2にRTX 5070を搭載し、ミニPC・ONEXPLAYER 3で性能を検証

GPD G2とは? デスクトップ用グラボを接続できるeGPUドック

GPD G2は、デスクトップPC向けのグラフィックボード(グラボ)を外付けで利用するためのeGPUドックです。動画では、USB4・USB4 v2・Thunderbolt 5・MCIO X8といった高速接続方式を紹介しています。

特にMCIO X8は理論上最大256Gbps、USB4 v2は最大80Gbpsという高速な接続方式。さらに800W電源を内蔵し、GPUへ最大600Wの電力供給が可能と説明されています。開放型のドックなので、大型のグラボを設置しやすい点も特徴です。

ギガビットLAN、USBポート、M.2 2280 SSD用スロットも備え、グラボ以外の拡張にも対応します。

RTX 5070をGPD G2に搭載。ゲーム以外にAI活用も期待

今回、ETA PRIMEが組み合わせたグラボはNVIDIA GeForce RTX 5070(VRAM 12GB)。動画では1440pのゲームを中心に性能をテストしています。

GeForce RTXシリーズのGPUはゲーム以外にも、CUDAに対応する画像生成AI、ローカルLLM、AI動画生成、GPUレンダリングなどの処理で利用できます。つまりeGPUは、ゲーム用の外付けグラボであると同時に、PCにGPUの計算能力を後から追加する方法にもなります。

※動画内で実測しているのはゲームとグラフィック関連の性能です。AIベンチマークは実施されていません。AI用途は一般的なGPU活用例として紹介しています。

USB4 v2は通常のUSB4よりどのくらい速い?

eGPUで重要なのは、グラボ本体の性能だけでなくPCとグラボをつなぐ通信帯域です。動画での転送速度の測定結果は以下の通りでした。

接続方式 動画内の実測帯域
USB4 約3.3GB/s
USB4 v2 約5.8〜5.9GB/s

USB4 v2では大幅に帯域が拡大しています。ただし、実際のゲーム性能は接続方式だけでなく、CPU・ゲームタイトル・設定にも左右されます。

外付けグラボを追加すると3DMark Time Spyが約2.4倍に!

まず検証されたのは、Intel Core Ultra 356H搭載のGPD BOXとGPD G2+RTX 5070の組み合わせです。3DMark Time Spyの総合スコアは次のように変化しました。

構成 Time Spy総合スコア
GPD BOX内蔵GPU 7,633
GPD BOX+GPD G2+RTX 5070 18,574

総合スコアで約2.4倍(約143%増)。動画によれば、グラフィックススコアは約180%向上しています。小さなミニPCでも、外付けグラボによって大幅なグラフィック性能アップが狙えることが分かります。

ゲーム検証:Forza Horizon 6は1440p Ultraで平均120fps以上

GPD BOX+GPD G2+RTX 5070の構成では、Forza Horizon 6を1440p/Ultra設定/DLSSなしでプレイし、平均120fps以上、場面によっては130fps台を記録。レビューでは大きなカクつきも感じられず、滑らかだったと評価されています。

Cyberpunk 2077とCrimson Desertも1440p Ultraで検証

さらにCrimson DesertとCyberpunk 2077も1440p/Ultra設定/DLSSなしで動作を検証。いずれも外付けRTX 5070による高画質ゲームプレイを紹介しています。

RTX 5000シリーズで利用できるDLSSやマルチフレーム生成も、対応タイトルではさらにフレームレートを高める手段になります。ただし、動画中のゲームプレイの数値や感想は、その検証環境での結果です。

ONEXPLAYER 3でも外付けグラボをテスト

HIGH-BEAMの読者にとって特に気になるのが、ONEXPLAYER 3+GPD G2+RTX 5070の組み合わせでしょう。ONEXPLAYER 3はUSB4接続でテストされています。

こちらもTime Spyで18,000点台のスコアを記録。さらにForza Horizon 6は1440p/Ultra設定/DLSSなしで平均98fpsでした。USB4 v2接続のGPD BOXと比較すると変動は大きいものの、十分プレイできる水準だったと紹介されています。

普段は携帯ゲームPCとして持ち歩き、自宅では外付けグラボをつないで大画面でゲーム。これこそUMPC+eGPUの魅力といえそうです。

AI時代に「外付けグラボ」が注目される理由

最近はAI PCというとNPU搭載モデルが注目されていますが、高負荷なローカルAIではGPU性能やVRAM容量が重要になる場合もあります。そこで考えられるのが、持ち運ぶときは省電力な内蔵GPUやNPUを活用し、デスクでは外付けグラボでGPUパワーを追加する使い方です。

GPU対応アプリと組み合わせれば、Stable Diffusion系の画像生成AI、ローカルLLM、AI画像編集、AI動画生成、3DCGレンダリングなど、さまざまな用途への応用が考えられます。

ただし、VRAM 12GBのRTX 5070であらゆるAIモデルが動くわけではありません。モデルサイズ、量子化方式、アプリ側のeGPU認識、ドライバー、メモリ要件などによって動作可否や速度は変わります。今回はAI処理性能を保証する検証ではありません。

グラボを買い替えられることもGPD G2のメリット

GPD G2はグラボが固定された製品ではなく、対応するデスクトップ用GPUを交換できるドックです。将来的により大きなVRAMや高いGPU性能が欲しくなった場合、PC本体ではなくグラボ側を交換する選択肢があります。

生成AIの進化が速い今だからこそ、GPUを後からアップグレードできる拡張性は魅力です。もちろん、新しいGPUに交換する際は電源容量・物理サイズ・端子・ホストPCとの互換性を確認する必要があります。

UMPC+eGPUで「持ち運べるデスクトップPC」という選択肢

外ではコンパクトなUMPCとして使用し、自宅やオフィスでは外付けグラボをつないでRTX搭載ゲーミングPCとして使う。さらにアプリケーションの対応状況によっては、ローカルAIを実行するPCとしても活用できます。

大型デスクトップPCを常設したくない方にとっても、1台のPCを中心に性能を拡張するこのスタイルは魅力的です。

まとめ:GPD G2はゲームだけでなくAI時代にも注目したいeGPU

今回のETA PRIMEの動画では、GPD G2+RTX 5070によって、ミニPCとONEXPLAYER 3のグラフィック性能が大きく向上する様子が紹介されました。高速なUSB4 v2やMCIO X8への対応、グラボの交換可能な設計は、従来の小型PCの使い方を広げてくれます。

ゲームだけでなくAIの活用も広がる今、「必要なときに高性能グラボを接続する」というスタイルがさらに注目されるかもしれません。HIGH-BEAMではGPDやONEXPLAYERをはじめとするUMPC・ポータブルゲーミングPCを取り扱っています。ぜひ今後のeGPU製品にも注目してください。

出典:ETA PRIME(YouTube)元の動画を見る。記載したベンチマーク・ゲームテストの結果は動画で紹介された環境に基づきます。

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