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7インチから9インチ前後まで、ポータブルゲーミングPCの画面サイズは選択肢が増えてきました。「家でも外でもこれ1台」と考えるなら、どれが最も現実的なのでしょうか。
今回は7インチ代表として軽量・安価なROG Ally (2025)、8インチ級の大型ハイエンドとして2025年12月12日に発売したLenovo Legion Go Gen 2と、当社取り扱いのAOKZOE A1Xをピックアップしました。画面サイズが視認性や操作性、そして持ち運びの負担にどう影響するのか。実機を使う想定で「7インチと8インチの差」を整理します。
結論を先に言えば、毎日しっかり腰を据えて遊ぶなら8インチ級が本命ですが、価格と軽さを優先して「まずは1台」と考えるなら7インチ機も依然として強力な選択肢です。
まずは比較対象となる3機種の基本スペックを見ておきます。
| Lenovo Legion Go Gen 2 | AOKZOE A1X | ROG Ally (2025) RC73YA | |
|---|---|---|---|
| CPU | AMD Ryzen Z2 Extreme(Zen 5 / 8C16T) | AMD Ryzen AI 9 HX 370(Zen 5 / 12C24T) | AMD Ryzen Z2 A(4C8T) |
| GPU | Radeon 890M(RDNA 3.5) | Radeon 890M(RDNA 3.5) | Radeon Graphics(内蔵) |
| メモリ | 32GB LPDDR5X-8533 | 32GB / 64GB LPDDR5X-7500 | 16GB LPDDR5-6400 |
| ストレージ | 1TB PCIe Gen4 | 1TB / 2TB PCIe Gen4 | 512GB PCIe 3.0(M.2 2280) |
| 画面 | 8.8型 OLED / 1920×1200 / 144Hz / DCI-P3 100% | 8.0型 IPS / 1920×1200 / 120Hz / VRR | 7.0型 IPS / 1920×1080 / 120Hz / タッチ |
| OS | Windows 11 Home | Windows 11 Home | Windows 11 Home |
| バッテリー | 74Wh | 72.7Wh | 60Wh |
| 重量 | 約920g | 約748g | 約670g |
| サイズ | 約295.6×136.7×42.25mm | 約285×125×21mm | 約290×121×27.5〜50.9mm |
| 特徴 | 着脱式TrueStrikeコントローラー、FPSモード、指紋認証、microSD | OCuLink対応(eGPU)、OneXConsole、ホール効果スティック | 指紋認証、Game Pass 3カ月、軽量寄り |
| インターフェース | USB4×2、microSD、オーディオ端子 | USB4×2、USB3.2、OCuLink、microSD、オーディオ端子 | USB-C Gen2×2(PD)、microSD、オーディオ端子 |
| 価格帯(参考) |
約189,000円 ※Legion Go Sは約99,880円前後見込 |
約198,000円〜238,000円 | 約89,800円~ |
Lenovo Legion Go Gen 2は、8.8インチの有機ELディスプレイを搭載した、ほぼ「据え置き機」に近いポジションです。約920gという重さはありますが、着脱式コントローラーやFPSモードといったギミックにより、テーブルに置いて遊ぶスタイルを前提とした設計になっています。
AOKZOE A1Xは、8インチの大画面とOCuLink(外付けGPU接続ポート)を備えた、拡張性重視のモデルです。家ではeGPUと組み合わせてデスクトップPC並みの性能を出しつつ、外では単体でも快適に遊びたいというパワーユーザー向けの構成です。
ROG Ally (2025)は、7インチ・約670gという軽さと導入しやすい価格が魅力です。手元で完結する携帯ゲーム機らしさを最もよく残しているのがこのモデルで、「まずはポータブルゲーミングPCを試したい」というエントリー層にも向いています。
スペック表の「7インチ」と「8インチ」。数字だけ見ると「たった1インチ(約2.5cm)の差」と思われがちです。対角線の長さで見ると、倍率は約1.1倍程度にすぎません。しかし、実際に映像を表示する「画面の面積」で比べると、その差は約1.3倍〜1.4倍(約135%)にも広がります。視認性が良くなると誤操作が減り、戦闘や育成のテンポが乱れにくくなります。結果として、「同じ1時間遊んでも、8インチの方が目の疲れが少ない」ことになります。

一方で、画面が大きくなれば本体の幅も広がり、重量も増します。 7インチ機のメリットは、コントローラーを握る両手の距離が近く、スマホ操作の延長で扱えることです。ベッドで仰向けになったり、ソファでリラックスしたり、姿勢を頻繁に変えながら遊ぶなら、7インチの軽さとコンパクトさは快適です。
つまり、「細かい情報の多いゲームをじっくり遊ぶなら8インチ」「アクション主体で、取り回しの良さを重視するなら7インチ」というのが、サイズ選びのひとつの答えになります。
それぞれのハードウェア特性を、具体的な利用シーンに当てはめると選びやすくなります。
有機ELの発色と8.8インチの画面サイズを活かし、リビングやデスクで据え置きメインで使う人に適しています。キックスタンドで立てて動画を見たり、コントローラーを外してリラックスした姿勢で遊んだりと、「設置場所を固定できる環境」であれば満足度が最も高い構成です。重さはありますが、置いて使う前提なら致命的な欠点にはなりません。
AOKZOE A1Xは、8インチの見やすさと携帯性を両立しつつ、将来的な拡張性も重視したい人に合います。OCuLink対応により、「もっと画質を上げたい」「4K環境で遊びたい」と思ったタイミングでeGPUを追加できるのが大きな強みです。家でも外でも1台で済ませたい、というニーズに対して、長く使える余地が残されています。
ROG Ally (2025)は、とにかく手軽にPCゲームを始めたい人に最適です。価格が抑えめで、カバンからの出し入れも苦にならないサイズ感。通勤時間や寝る前の30分など、細切れの時間に少しずつゲームを進めるスタイルなら、この機動力が最大の武器になります。
どのサイズ・どの機種を選んだとしても、快適に遊ぶためには「無理をさせない設定」が重要です。特にポータブル機は冷却とバッテリーの制約が大きいため、設定次第で体感が大きく変わります。
最新機種だからといって、最初から最高設定にすると、ファンが唸り、熱でバッテリーがすぐに減るだけです。重さを感じたら、まずはゲーム内の「影」と「反射」の設定を一段階落としてください。見た目の変化を最小限に抑えつつ、端末の温度とファンの音を静かにできます。
あわせて、画面の輝度(明るさ)を必要十分なレベルまで下げるのも効果的です。これだけで発熱が落ち着き、バッテリー持ちが安定します。普段は少し控えめな設定で遊び、ここぞというイベントシーンやスクリーンショットを撮りたい場面だけ設定を上げる。このメリハリをつけることが、ポータブル機を長く快適に使うための現実的な運用です。
用途さえ決まれば、サイズ選びそのものはそれほど難しくありません。
毎日しっかり遊び込みたい、文字を楽に読みたいなら8インチ級(A1XやLegion Go)。軽さと価格を優先し、持ち出し頻度が高いなら7インチ(ROG Ally)が有力候補になります。
当店取り扱いの『AOKZOE A1X』なら、ぜひハイビーム(秋葉原・大阪)の実店舗で実機を触ってみてください。スペック表には載らない、
といったポイントを確認できます。
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