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【徹底比較】Ryzen AI Max+ 395搭載ポータブルゲーミングPC|GPD WIN 5 vs OneXFly APEX、Z2 Extremeとの違い

June 12, 2026

ポータブルゲーミングPCの進化において、内蔵GPUの枠を超えたハイエンドAPU「Ryzen AI Max+ 395」を搭載したモデルが注目を集めています。約30万〜40万円帯という高価格帯ではあるものの、デスクトップ級に近い性能を携帯機サイズに収めたモデルとして、ハイエンド志向のユーザーから注目されています。この記事では、次世代の標準機に採用される「Ryzen AI Z2 Extreme」との仕様の違いを明確にしたうえで、Ryzen AI Max+ 395を搭載する2機種「GPD WIN 5」と「OneXFly APEX」の特徴を比較・解説します。

【徹底比較】Ryzen AI Max+ 395搭載ポータブルゲーミングPC|GPD WIN 5 vs OneXFly APEX、Z2 Extremeとの違い

1. Ryzen AI Max+ 395 の大きな特徴

AMDが開発した「Ryzen AI Max+ 395(Strix Halo)」は、これまでのモバイル向けチップとは一線を画す構成を持っています。

Ryzen AI Max アーキテクチャ

Ryzen AI Max+ 395 の主な仕様

  • 16コア/32スレッド(Zen 5): 多くのデスクトップ用CPUに匹敵するマルチスレッド性能を備えています。
  • Radeon 8060S(GPU 40コア相当): 内蔵GPUとしては非常に高いグラフィック性能を持ち、dGPU(専用グラフィックボード)級に迫る場面もあります。
  • 256-bit 広帯域メモリ(LPDDR5x): メモリバスを従来の2倍に広げることで、高負荷な3Dシーンでもデータ転送の詰まりを抑えます。
  • 高いAI性能: NPU単体で最大50 TOPS、SoC全体で最大126 TOPSの処理能力を誇ります。

2. Ryzen AI Z2 Extreme との違いを比較

ハンドヘルドPC向けの次世代標準となる「Ryzen AI Z2 Extreme」と、ウルトラハイエンドの「Ryzen AI Max+ 395」の公式仕様を比較します。

比較項目 Ryzen AI Z2 Extreme(次世代標準) Ryzen AI Max+ 395(ハイエンド)
CPUコア数 8コア / 16スレッド 16コア / 32スレッド
GPU規模 RDNA 3.5 / 16コア(CU) Radeon 8060S / 40コア(CU)
NPU性能 最大50 TOPS 最大50 TOPS
Overall TOPS - 最大126 TOPS
メモリインターフェース 通常のハンドヘルド向け帯域 256-bit LPDDR5x(広帯域)

上記の通り、AI処理を司るNPU性能はどちらも最大50 TOPSですが、CPUのコア数、GPUの計算ユニット数、そしてメモリ帯域の太さにおいて、Ryzen AI Max+ 395がより上位の性能帯にあるという違いがあります。

3. 395搭載ポータブルPC 徹底比較(GPD WIN 5 vs OneXFly APEX)

この強力なチップを搭載した最上位モデル、GPD WIN 5とOneXFly APEXの基本特性をまとめました。どちらも「着脱式バッテリー」に対応していますが、製品の目指す運用スタイルが異なります。

特徴・仕様 GPD WIN 5 OneXFly APEX
画面サイズ 7インチ 8インチ(1920×1200 / 16:10)
ディスプレイ同期 AMD FreeSync Premium / 120Hz VRR(48〜120Hz)対応
バッテリー構造 外付け着脱式(専用80Whバッテリー:約350g) 85Wh着脱式外付けバッテリー(本体のみ約699g)
拡張・据え置きスタイル 専用スマートドック(Type-A×3、HDMI 2.1など) 外付け水冷ユニット対応(対応モデルあり)
操作系・ソフト GPD標準システム 2段階調整式トリガー / OneXConsole

4. GPD WIN 5 が向いている人:7インチ級のコンパクトさとドック運用

GPD WIN 5 ポータブルゲーミングPC GPD WIN 5 ポータブルゲーミングPC Ryzen Al Max+ 395/Al Max 385

398,000円(税込)~

※現時点での表示価格です。最新の情報は商品ページをご確認ください

GPD WIN 5は、7インチ級で横幅を抑えやすく、取り回しの良さを重視する人に向いています。画期的なのは、外付け着脱式バッテリーの思想を据え置き運用に繋げている点です。
自宅ではバッテリーを取り外し、別売りの「専用スマートドック(USB Type-A×3、HDMI 2.1など搭載)」と併用することで、バッテリーへの熱負荷を無くした状態で高性能なミニPC(据え置き機)としてご利用いただけます。外では携帯、家ではコンパクトなデスクトップとして使い分けたい人に最適です。

GPD WIN 5

GPD WIN 5

5. OneXFly APEX が向いている人:8インチの見やすさと水冷拡張

OneXFly APEX ポータブルゲーミングPC OneXFly APEX
Ryzen Al Max+ 395 搭載モデル

398,000円(税込)~

※現時点での表示価格です。最新の情報は商品ページをご確認ください

OneXFly APEXの魅力は、ゲームの文字やUIがしっかり視認できる8インチ(16:10 / 120Hz対応)ディスプレイを搭載。VRR対応のため、激しいシーンでも画面のズレを抑えやすいのが特徴です。

本機は拡張性を重視した運用として、外付け水冷ユニット(対応モデル)が用意されています。本体のみ約699gという重量バランスを保ちつつ、自宅では水冷システムを接続。Ryzen AI Max+ 395の持つ高いポテンシャルを強力に冷却しながら、高設定寄りでも安定動作を狙いやすい構成に引き上げることができます。2段階調整式トリガーや管理ソフト「OneXConsole」の利便性も魅力です。

OneXFly APEX ポータブルゲーミングPC

OneXFly APEX ポータブルゲーミングPC

6. まとめ

どちらも「Ryzen AI Max+ 395」という高い処理性能を備えているため、どちらも高い基本性能を備えています。選ぶ基準は、本体のサイズ感と自宅での運用方法にあります。ご自身のプレイスタイルや環境に合わせて、最適なハイエンド機を選んでみてください。

用途に合わせた選び方

  • GPD WIN 5 が向く人: 7インチ級の取り回しを重視し、自宅ではドック運用も考えている人。
  • OneXFly APEX が向く人: 8インチ画面での見やすさを優先し、自宅では水冷システム等を取り入れた環境で高出力運用まで視野に入れて選びたい人。
【情報について】
本記事は、HIGH-BEAMを運営する株式会社天空の製品情報やメーカー公開仕様をもとに当店スタッフが解説しています。
※製品の仕様や価格、サポート体制は変動する場合があります。最新情報は各商品ページをご確認ください。(記事執筆時点:2026年6月)
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